停電した夏を、うちの子はどう越すか
人が耐えられる暑さでも、犬猫には危険なことがあります。
犬猫は、汗で体温を下げられません
人は全身の汗で体温を下げますが、犬はハアハアと速い呼吸(パンティング)で、猫はおもに毛づくろいの気化熱で熱を逃がします。どちらも汗より効率が悪く、湿度が高いとさらに効きません。人が「暑いけれど耐えられる」と感じる室温でも、うちの子には危険な水準ということが起こります。
短頭種と高齢の子は、とくに弱い
フレンチブルドッグ、パグ、シーズー、ペルシャなど鼻の短い犬種・猫種は、呼吸で熱を逃がす効率がもともと低くなっています。高齢の子や心臓に持病のある子も同様です。該当する場合は、電源の優先度が他の家庭より高くなります。
電気を使わない対策を、先に用意する
停電時にいちばん確実なのは、電気がいらない手段です。凍らせたペットボトルをタオルで巻いて置く、アルミやジェルの冷却マットを使う、日中は日の当たらない部屋(北側・浴室など)に移す、窓に外側から日よけをかける。とくに「暑くなる前に部屋を移す」のは、道具がなくても今日からできます。
電源を用意するなら、必要な容量から
扇風機を回すなら電源が要ります。下の計算はスマートフォンと照明だけの数字なので、扇風機や冷却グッズを使うなら、その消費電力(W)を上乗せしてください。当サイトが季節家電ぶんの数値を出していないのは、機種による幅が大きく、根拠のある概算を示せないためです。
うちの場合を計算する
ご家族
大人2子ども0
備える日数
7日分に必要な量
電源455Wh
スマホ2台 × 20Wh + 照明25Wh = 1日65Wh × 7日 = 455Wh
公的な基準が存在しない項目です。電池容量3,000〜5,000mAh(約11〜19Wh)に充電ロスを見込み、1回20Whとして計算しています。機種により幅があります。
ここで出るのは必要な量です。 いま家にあるものを差し引いた不足だけを知りたい場合は、診断をご利用ください。11問・登録不要です。
うちの子の不足を出す必要な備えは、災害の種類・規模・お住まいの地域によって変わります。 当サイトの数字は目安であり、自治体が公開しているハザードマップや避難情報と あわせてご確認ください。健康や行動に関わる判断は、かかりつけの動物病院にご相談ください。 計算式と出典は数字の根拠に一覧しています。