外でしか排泄しない子と、災害
これは、買って解決できない唯一の項目です。
散歩に出られない日が、続くことがあります
地震のあとの道路には、割れたガラス、倒れたブロック塀、隆起したアスファルトが残ります。余震が続くあいだ、外に出ること自体が危険な期間があります。断水や停電が数日で復旧しても、足元の安全はそのペースでは戻りません。
我慢は、体をこわします
排泄を我慢した状態が続くと、膀胱炎などにつながることがあります。そして災害時は動物病院も被災していたり、道路が使えず行けなかったりします。ふだんなら通院で済むことが、そうでなくなる ── これがこの問題のいちばん厄介なところです。
備蓄では解決できません
この項目には、買って済ませる方法がありません。ペットシーツを買っておいても、その上でできない子はできません。必要なのは「室内でもできる」という経験です。逆に言えば、備えの中で唯一、お金がかからず、今日から始められる項目でもあります。
今日からできること
散歩の前に室内のシーツで排泄できたら、そのあと散歩に出る ── という順番を作ると、室内でもできる子になっていきます。うまくいかない場合や高齢で難しい場合は、かかりつけの動物病院やしつけの専門家にご相談ください。当サイトではしつけの方法そのものは扱っていません。
それでも、シーツは用意しておく
室内でできるようになったら、必要な枚数を備えておきます。ふだんの交換頻度から計算できます。
うちの場合を計算する
7日分に必要な量
1頭1日0.4L × 1頭 × 7日 = 2.9L
公的な基準が存在しない項目です。1頭あたり1日0.4Lとして概算しています(週1回の全量交換で2〜3Lを使う想定)。
1人1日5回 × 2人 × 7日 = 70回
出典:内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン(平成28年4月)」
ここで出るのは必要な量です。 いま家にあるものを差し引いた不足だけを知りたい場合は、診断をご利用ください。11問・登録不要です。
うちの子の不足を出す